薬局DX推進コンソーシアム第2回会員総会に参加してきました

薬局DX推進コンソーシアム第2回会員総会に参加してきました。

 

会員総会では国家戦略特区を活用した大阪市内での調剤の一部外部委託の取り組み状況が狭間研至理事長から報告されスタートした。

厚生労働省、内閣府からのミニレクチャーもあり、本コンソーシアムの取り組みへの期待も感じ取れた
8月中旬から10月上旬にかけ、同一法人内で委受託を検証するフェーズ1には、アインファーマシーズ、スギ薬局、日本調剤、ファルメディコの計4社・8薬局が参加。
その後の、別法人間での検証事業フェーズ2を実施する。フェ-ズ1の4社に加え、弊社あすか薬局(エース・クリエイト)やクオール、ケイ・エム・シー、24MEDICAL、バードファーマシー、ペガサスメディカルの6社が参加予定。

フェーズ2では、弊社が担当する「経済性検討員会」で議論を重ねた委受託に料金も実際にやり取りすることになる。
また、委託薬局が受託薬局に一包化をオーダーする際、転記ミスを防ぐため、人の手を介さずにデータをやりとりする手法についても確立中である。

フェーズ1、2ともに、受託先の薬局から一包化した薬剤を直接患者様に届ける直送はせず、委託元に戻した上で鑑査して患者様にお渡しする。
責任事項が発生した場合についても各社保険会社への照会も実施している。

以上、成果発表および今後のスケジュールを確認し、いよいよ、実際のフェイズ1・2の実証に入って行くことを会員間にて確認した。

薬局DX推進コンソーシアム

前の記事

医療DXの整備体制について